カナダ人とアメリカ人の違い:宝くじに見る

時々日本からこられた人でアメリカにいったことのある人から聞かれますね。

「カナダ人とアメリカ人はどう違うのですか?」とね。。。
特にSeattleに行ったことのある日本人ツーリストなどdからね。(SeattleとVancouverは似てますからね。一つ違うのはシアトルは昔から バンクーバーに比べて 黒人が多いですね。)
答えるのには困りますね。私は そこまでアメリカ人を知っているわけでもないし。
そして私が来た50何年前には「カナダ人」というのは:
ー カナダ生まれ、カナダ育ちの人達
ー 戦後ヨーロッパから来た移民者は主に英国、Ireland、Scotlandなど
ー 先住民
というので、現在のように 世界中からの移民者はまれでした。とくに、日本人、中国人、インド人、韓国人、ベトナム人とかは今日の様に 数多くはいなかったです。
私がカナダに移民してから(1957)真も無い間に このアメリカ人とカナダ人との違いということに関して誰かから聞きました。そのカナダ人曰く「カナダ人は保守的な人間だ。金があれば、それはすぐに銀行に持って行って、貯金する。カナダ人はその金を自分の事業にいれるとか、自分の事業を開始しようとか、という 儲けてやろうという考えはない。それに比べてアメリカ人は貯金などは最後の最後の手段。多方は自分の事業に金をいれるとか、自分でビジネスをスタートするとかで、もっと もっと金儲けをしようとするよ。彼らはFree Enterprise大賛成の人たちだよ。」という説明でした。
先日のMEGA MILLIONの宝くじがUS$636ミリオンまで積もったのをみて、この昔聞いた説明がいまでもつづいているのである、と再確認したしだいです。
数年前だったかな、カナダのLOTTO MAXが$50ミリオン以上の賞金が積もったことがありました。確か$60ミリオンぐらいで、誰かが当てましたが、そうでなければ、まだ まだ 賞金はあがっていってたでしょう。カナダの宝くじ協会はあわてて、頭打ち$50ミリオンに決定。そのかわり、SUB PRIZEの$1ミリオンを数多く出すようになりました。保守的なる考えですよね。
でもアメリカは完全に反対のやりかたです。
MEGA MILLIONはだれも当てなかった時には集まる金額が出来るだけ多くなるようにとルールを 最近変更しました。
MEGA MILLIONのん三ヶ月前までのルールは以下です。
1から50ぐらいの番号から確か5つの番号をえらびます。そしてもう一つの番号をサイドにえらびます。その6つの番号の組み合わせが当たれば、TOPの賞金が得ることができるのです。でもその当たる率は 150ミリオン対1でした。
でも彼らは数ヶ月前から、積もる金額を上げるために、1から50ではなく、75までの 間の番号を5つ選択する、と変更したのです。これによって 当たる率は250ミリオン対1になったのです。
だから、毎回当たる人が いないことがおおくなったのです。というので、積もる金額が毎回だれも当てなかったら大きくなっていくのです。というので、今回は10回か、それ以上だれも当てなかったので、$636ミリオンまでになってしまったのです。
宝くじ協会は火曜日に二人があててなければ、今週の金曜日にはすくなくとも$200ミリオンは増え、$850ミリオンぐらいになっていただろう、と言ってます。そしてそれをだれも当てなければ、来週の火曜日には$1ビリオンをこえていることになっただろうとも言ってました。
というので、大きくなれば、多額なる売上金がたまり、賞金が大きくなるだけではなく、各州の宝くじ協会が慈善事業とかにつかえる金額もふえます。だから 賞金額を増やすことを何時も考えているようですね。カナダのLOTTO MAXの賞金額頭打ちの$50ミリオンとは 完全に考え方が違うのです。
ですから、今回のMEGA MILLIONと カナダのLOTTO MAXは各国の考え方をしめしているとおもうのです。この保守的なる考え方はカナダ国の政府も同じようなものでしょう
これが違いなのです。
FYH著 12月19日2013年

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